2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

雨3。

雨粒が飽和していく雨漏りのコップを見つめている日曜日(月原真幸) 雨漏りなんだからコップじゃなくて、バケツとか、せめて洗面器を使いましょう。 (雨漏りのコップという言い方はおかしいかと今気付く。遅い) 雨漏りは子ども心にはわくわくする一大イベ…

空色。

ちょうどよい混ざり具合を模索して青と白とは空色になる(月原真幸) 「空色」って、どんな色だろう。と思います。 だって空の色は常に違うのに。 (そんなこと言ったら「水色」もそうですね) ひどく暑かった夏に 高橋健司さん(『空の名前』の著者)の空写…

傘の差し方。

枡野浩一のかんたん短歌blogで選んでいただきました。 どうもありがとうございます。 雨の日の正しい傘の差し方を知って大人になるはずだった (月原真幸) 「はずだった」という語尾はそろそろ手垢がついてしまってる。 この歌が選ばれていて、ちょっとびっ…

線路の先。

ここはまだ終点じゃない 途切れない線路の先を照らした光(月原真幸)

雨2。

雨の日の正しい傘の差し方を知って大人になるはずだった(月原真幸)

雨1。

降りだした雨の最初のひとつぶを教えてくれるような律儀さ(月原真幸)

ケータイ短歌。

土曜の夜はケータイ短歌で短歌を紹介していただきました。 ありがとうございます。 雨上がりだったことだけ覚えてる 少し乾いた君のくちびる(月原真幸) (テーマ:雨) ふかわりょうさんが読んでくれたのですが 今回はおまけっぽいなー、ごめんなさい、と…