ちょうどいい。

辰巳泰子さんに短歌を選んでいただきました↓

http://d.hatena.ne.jp/tatumiyasuko/20050806

どうもありがとうございます!!
 

ちょっとだけ足りないくらいがちょうどいい ごはんの量もお金も愛も(月原真幸)
 
「ちょうどいい」と、自己完結のような気もしたのですが、この歌のもつ清清しさに、捨てがたいものがあります。捨てがたい存在になる、捨てがたいと思わせることは、一等賞になることとは違うけれど、可能性を強く感じさせることです。

 
出先でケータイから見たのですが、あまりにもにまにましながら道を歩いていたらしく
すれ違う人に変な目で見られました。ごめんなさい(笑)。
 
 
相変わらず意地っ張りでつよがりでやせ我慢な歌だなぁ、と思っていたので
清清しいと言っていただけて、ちょっとびっくり。
清清しいとか爽やかだとか、私の歌は割とそういうふうに形容されることが多いのですが
(それはもちろんとても嬉しいのですが)
その辺が今後の課題だとも思っています。
人間、清清しいだけでは生きていけませんのでー(笑)。
自己完結、仰るとおりです。
もっと広がって繋がっていく歌を詠めるようになりたいです。
 
 
一等賞になるのは、ちょっと苦手です。
本当に私なんかが一等賞でいいんですか間違いじゃないですかー、と
あわあわしてしまいます。
すみっこにひっそりこっそりいるのが好きなのです。
そんな私なので、「捨てがたい」という言葉は本当に本当に嬉しいです。
どうもありがとうございます。
(もちろん、一等賞が欲しくないと言うわけではありませんけど)
 
 
以下、蛇足的つぶやきです。
 
私の目がおかしくなかったならば
私の歌に対する辰巳さんの評の最初のあたりが
ちょっとだけ書き換えられているような気がするのですが……。
それは辰巳さんの優しさだと思いますし、お気遣いに感謝しています。
ですが、最初のままでも私は構わなかったのです。
(というか、そのほうがちょっと面白かったかも?)
 
何がどう変わったのかは、ここでは敢えて書きませんが
今はもう読めないあの文面も、本当に嬉しかったです。
(あれを読んでいなかったら、ちょっとうぬぼれてしまったかもしれない)
 
本当にどうもありがとうございます。
今後は当確を目標に精進します(笑)。