迷子になるために、散歩に出た。 まだ歩いたことのない道を選んでどんどん歩く。 この街にはまだ知り合いもほとんどいないので、誰も私のことを知らない。 誰も。 だから私は、この瞬間、どこにも誰ともつながっていない。 1月の午後の空気は冷たい。 右手…
ケータイがふるえることを祈ってる 迷子になりたがってたくせに
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